都会の人たちはよく歩くから太りにくい
上海万博が始まり、大勢の中国の人が押し掛けているのを見ると、なんだか中国の人の体格も随分変わったなと言う気がします。
太っていることも書きましたが、体格が総じて良くなりましたよね。
昔はひょろひょろの、肩幅の狭いガリガリくんが多かったのですが、若い一般客の体格が極めてよいです。
中年のおっさんたちは明らかに小さくて肥満体が増えていますが、若者はかっこいい。
ただし、この若者たちは上海などの都会で生まれ育ち、そのまま都会で生きている人が多いようです。
田舎の、農村から出てきた風の人は、日焼けして細いか、もしくは日焼けしているのに妙に太ってメタボ「予備軍な感じがします。
これは農村も機械化が進んでいる部分と、進んでいない部分とが両方あるからでしょうね。
機械化しているところはだんだん歩かなくなって、お金も豊かだし、太ってしまう。
機械化できずに昔ながらの農作業をしている人たちは今でも十分に細いままである。
農村が二極化しているのが体格に出ている気がします。
一方、都会の若者たちは日本と同じで毎日公共交通機関を使って歩きまわる人が多いのでしょう。
栄養がいいから大きく育ったけれども、太っている人が目立ちません。
なんだか、中国がすべてにおいて世界の最先端に到達できる日がそう遠からずやってくる気がしました。